太陽光パネルの反射光問題と裁判の結果
こんにちわ。
お盆も過ぎて、少しずつ過ごしやすい気候になってきましたね。
暑さ寒さも彼岸までと昔の人は良く言ったものです。
今日くらいの気候が続いて、暑すぎずに発電効率が最も良い5月の並みの発電を期待し
たいものです。(#^^#)
さて、タイトルにもある太陽光パネルに反射光による近隣住宅の被害ですが、マスコミ
で大々的に取り上げられて一般の方々にも知られるようになりました。
今回の3号基近隣の方からのクレームもそんなTV報道に端を発した事と容易に想像がつ
きます。計画中の発電所のパネル角度は10度で、尚且つクレーム宅は道路を挟んだ
発電所の真東にあります。エコスタイルの営業担当者に相談したところ、反射光は空中
に反射して当該宅には当たらない事を説明した資料を作成して訪問してくださること
になりました。取り合えずすぐに対応してくださったので大きなクレームにはならずに
済んで有難かったですね。年度末で色々と本業が忙しい時期でしたので。
ところで例の裁判の話のその後はどうなったか気になりませんか??
以下、Tomatosoupさんがメガ発のコラムに投稿された記事です。
最初に裁判記録を見た時、原告の「室温が52度になった」という温度計の証拠写真があったのですが、それは出窓の中で直射日光に晒された温度計で、それ以外の室内の温度計は全て三十数℃ぐらいの値でした。52℃と言うのは単に直射日光の影響だったとみられますが、原告はパネルのせいだと主張していました。
裁判経過を見ていると、初めの頃こそ原告は威勢が良かったようですが、太陽光パネルで室温が上昇したという決定的な証拠を出せなくて、だんだん弱気になったようです。昨年9月に裁判記録を見た時には、原告は和解を提案していましたが、被告は受け付けず戦う姿勢を見せていました。原告はどうするつもりかなと思っていましたが、結局、訴訟を取り下げたようです。
という事で決着がついたようです。実際この事件があったので太陽光=悪みたいなイ
メージが世間に広まったのも事実ですし、僕自身も3号基の件で少し躊躇したのもこれ
があったからです。しかしこの結果をもってもろ手を挙げて喜べるかというとそうでも
無いのが本心です。なぜなら一部モラル感のない販売業者や事業者がいるもの
本当だからです。僕自身としては近隣の方に迷惑を掛けないのは勿論ですが、いざとい
いう時に地域のちょっとした財産になればいいなと思ってます。
次回にづづきます。